ブレーカーについて
最近の生活は電気をよく使いますよね。
台所には冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトルや炊飯器。
居室にはテレビ、扇風機やコタツ。
そして各部屋にエアコン、照明、携帯の充電等々・・・トイレも電気を使ってる場合があります。
堺市東区K様邸の寝室にはエアコン専用コンセントがなく、コンセント増設工事を承りました。
確かに昭和生まれの私が子どもの頃には、エアコンは一般家庭には普及していませんでしたから、当然なのですが。
電気の使用量が急増するとブレーカーが落ちる事がありますよね。
先日工事が完了した堺市中区のM様邸のブレーカー、以前はこのような物でした。
一戸建てのお家に3回路が設定されています。
ブレーカーが落ちるのは、1回路に設定されている電気容量を超える電気量を一度に使用する時です。
そこでM様邸では1回路(コンセント一つ)を増設する事になりました。
写真の緑丸が既存のコンセント、赤丸が新設のコンセントです。
回路を増やす事で、台所で同時に電化製品を使ってもブレーカーが落ちにくくなります。
こちらが工事後の写真。
新しく購入される食器棚に合わせて、少し高めの位置にコンセントを設置しました。
既存のコンセントで冷蔵庫、新設のコンセントで調理家電を使用できます。
工事後の新しい分電盤です。
回路が新設されているのがよく分かります。
勉強ついでに弊社の分電盤をチェック。
回路に合わせて設置されているのが「安全ブレーカー」といい、使用電気量が一定量を超えると落ちます。
今回増設したため「安全ブレーカー」が増えています。
他に漏電事故を防ぐ「漏電ブレーカー」、電力会社と契約した電力を超える電気を家庭で使用した場合に落ちるのが「アンペアブレーカー」。
また古い家庭では「漏電ブレーカー」が付いていない分電盤があります。
漏電は火災を引き起こす危険がありますので、分電盤の取替えもご検討くださいね。
電気のご相談も㈱中島工務店まで。
岡田でした。