建築家 安藤忠雄さん
本日は森本が更新させていただきます
今回なぜ安藤さんに着目したかと言うと、安藤さんが新聞の記事にとりあげられていたからと、僕たちも知っている建造物の設計を手掛けていたりしているからです。
安藤さんは大阪市港区で生まれの一級建築士、高校卒業後建築の道を志すが、家庭の経済事情や学力不足もあり、専門大学の教育を受けられないという絶望からのスタートでした。
そして働きながら、自分で勉強しようと決めた。
本をひたすら読んだり、大学の建築学科に進んだ友達に頼んで授業で使う専門書を入手してもらったり、通信教育で建築の事をひたすら学んだそうです。
20代初め、実践を積むために働きたいと考え、設計事務所を見つけては門をたたいた。
「建築の専門教育を受けてないのに何を考えてるねん」という人もいれば、「面白そうな人や、アルバイトくらいならいいですよ」と雇ってくれる人もいたそうです。
仕事をしつつ昼休みの一時間を勉強に充て、原点は中学生の頃に見た、パンをかじりながら熱心に作業をする大工さんの姿。
安藤さんもパンを片手に一心不乱に専門書を読んでいたそうで、周りからは変わっていると思われていたみたいです。
そんな修行時代を経て、今では世界的にもすごい建築士になられました。
僕たちの知っている建造物だと2001年ユニバーサルスタジオジャパンの最寄駅になる、ユニバーサルシティ駅は安藤さんが設計を手掛けました。
駅舎の色目が押さえられていることで、駅を一歩出たときのシティーウォークの鮮やかな色合いを際立たせる作りにしているみたいです
あと弊社の近くにある大阪府立狭山池博物館も安藤さんが設計を手掛けた建物の一つです。
今では世界的にも有名な安藤さんですが、昔はとても苦労し、独学で建築を学びここまでこられました。
それも安藤さんのひたむきさやたくさんの努力があったからこそだと思います。
僕もそんな心を忘れず日々勉強をし、がんばっていきたいと思います