屋根板金工事(中区Y様邸)
中区Y様より、「以前の台風で屋根の板金が飛ばされて・・・」とお電話を頂きました。
お伺いし、屋根の上に上ります。
棟に取り付けられている4か所の板金のうち、1ヶ所だけ板金が取れ、下地となる貫板も部分的に無くなっています。
お話しを伺うと、2年前の台風で板金は取れたそうです。
取れた板金は見つかり、「いずれは工事をして、板金を取り付けてもらわなければ」とは思っていたものの、雨漏りが生じないので、気にはなりつつも機会を逃していたそうです。
そんな時、Y様邸に届いたかわらばん第28号。
掲載されていた屋根の修繕工事をご覧になり、やはり工事をしようと思われたそうです。
そんなご縁で工事は始まりました。
先ずは腐食した貫板を取り替えます。
板金は屋根の上で現場に合わせて切断します。
板金を被せて、釘でしっかり打ち付けます。
既存の板金3枚との接合部も完璧です。
また取り替えない板金も釘が浮いていたので、全て釘を打ち換えて、しっかりコーキングを施し雨漏り対策を行いました。
工事完了。Y様には作業中の写真をお見せし、工事内容をご確認していだきました。
屋根の板金や瓦など、部分的に破損していても、雨漏りが生じないとなかなか工事をする気にならないですよね。
これは屋根材の下に敷いているルーフィング(防水材料)が雨を受けているので、室内に漏っていないのだと思います。
ただルーフィングが直接雨を受けて、防水機能を果たすのは長い期間ではありません。
ルーフィングから雨が漏れ出すと、柱などの構造部材が濡れてしまいます。
構造部材に湿気が生じると、白蟻などの害虫被害が起きる可能性があります。
そうなってくると、大がかりにな工事が必要となり工期も費用も増えてしまいます。
屋根の不具合、気になる事がありましたらお早目に㈱中島工務店まで!
岡田でした。