身から出た錆
科学の日に行った実験結果の報告です。
サンポール(塩酸)と紅茶(タンニン)の混合液に浸した鉄釘3本。このうち2本はやすりをかけて表面を削っています。
二日経過。水分がほとんど蒸発し、緑色の液体が底に残っています。
一方、こちらは水道水に鉄釘を浸しています。
二日経つと同じく干上がっていました。こちらは赤茶色の液体。
水分をふき取って、変化を比較してみました。サンポール&紅茶に浸した鉄釘は黒っぽく変色しています。3本のうち2本はやすりをかけてますが、違いはありません。一方、水に浸した釘は赤錆を発生しています。
サンポール&紅茶の変色は良い感じの錆色です。
そこで実際に使ってみました。すると錆のせいで摩擦ができ、打ち込み難いことに気づきました。実験しないと分からない事ってありますね。
ちなみに、数回にわたる実験のせいで事務所のシンクの汚れが酷くなりました。これぞ「身から出た錆」。
おあとがよろしいようで。
岡田でした。