スケルトンリフォーム日記③ 耐震補強編(堺市中区N様邸)
築49年スケルトンリフォーム中の堺市中区N様邸。
伝統的な布基礎で、床下に土がむき出しになった構造の為、床に湿気が溜まりやすいのがデメリット。
床下の湿気対策と耐震性向上の為、コンクリートを打設しベタ基礎へ。
湿気による木材の腐食が軽減され、白蟻被害も防ぎやすくなります。
土台部や柱などの構造接合部に耐震金具を取付。
柱と土台を耐震補強金物で接合し、地震の揺れにより柱が抜けてしまうことを防ぎます。
既存柱のほぞ穴に木材を入れ、補強。
壁に筋交いを新設し、補強。
家を面で支える耐力壁を取り付けていきます。今回施工している壁武者という耐力壁は、廃材を再利用して作られており、耐震性にも優れたエコでサスティナブルな材料です。
しっかりとした耐震補強で耐震性を高めることが出来るのも、スケルトンリフォームのいいところですね。
事務の中島でした。