一部屋だけの耐震補強工事・前編(堺市東区T様邸)
幾度も工事を承っており、その都度、耐震工事のご相談もお受けしていたのですが、なかなか決めかねていたT様。
しかし能登半島地震をきっかけに、今回工事を行う運びとなりました。
引違い戸と片引き戸が設けられている1階のお部屋。高齢のT様は、こちらのお部屋で一日の多くをお過ごしです。
お家は2階建てですが、耐震補強を施すのはこちらの一室のみです。先ずは大きなタンスを運び出しました。
いざ着工。先ずは、工事中に他のお部屋が汚れないように養生します。
天井から作業します。天井材をはがすと、断熱材が見えてきました。
続いて天井の野縁も撤去します。こちらのお部屋の真上に部屋がないので、屋根裏が見えています。
ぴろーんと天井からつり下がっているのは電気配線です。壁材も剥がしました。
床材も撤去します。
解体作業に続いて、耐震補強に取り掛かります。(垂木と梁を固定している金物は既存のものです)
既存の柱と土台を金物で固定します。
筋交いと柱も金物で固定。
梁と梁をしっかり固定する金物も。一つのお部屋にたくさんの金物を取り付けて地震から守ります。
工事の続きは、後編へ。
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岡田でした。