一部屋だけの耐震補強工事・後編(堺市東区T様邸)
既存の構造物に補強を施した後、更に耐震性能を上げ、生活を楽にする工事を行います。
もとは引き違い戸だった部分。片引き戸にリフォームする事で、壁を増やして耐震性を向上させます。
もちろん新しい柱にも金物を取り付けます。
束と大引きが新しくなりました。
耐震補強に続いて、お部屋の外壁側の壁に断熱材を敷き詰めます。
ベニヤで壁を作っていきます。
今回の工事を機にタンスを処分したT様。揺れで家具が倒れてきたら怖いですものね。
タンスの代わりに、片引き戸に変えて壁が広がった部分にクローゼットを作ります。
天井にも断熱材を入れ、新しく野縁を作りました。目指すのは、強く快適なお部屋。
壁と天井に石膏ボードが張られました。
クローゼットも形作られています。
クローゼットに扉が収まりました。
あとは壁紙を張るだけです。
最後にお掃除してお引渡しです。
完成!引き違い戸が片引き戸になりました。
敷居は取り外し、バリアフリーになっています。
壁と天井が白で統一されたお部屋。カーテンレールも白い物に取り替えました。
LED照明に交換したので、本当に明るい!
押入と同じ大きさのクローゼット。3枚連動引き戸は使いやすく、何より倒壊する心配がありません。
断熱材の良さはお伝え出来ませんが、快適で安心してお過ごしいただけるお部屋になりました。
お家全体の耐震工事は難しくても、部分的な耐震工事なら予算も工期もぐっと抑える事ができます。
お家に関するお困りごとは(株)中島工務店まで!
岡田でした。