カスタマイズについて
先日のT様邸工事を行った職人さんの軽トラが気になったので、本日のブログのネタとさせていただきます。
(職人さんご本人の承諾済み)
先ず軽トラについておさらいです。
軽トラとは軽自動車区分に該当される小型トラック。車体・車両維持費ともに安く、ホイールも小さいため運転は小回りが利きます。
荷台の大きさは縦6尺(約182cm)×横3尺(約91cm)に若干の余裕を持たせたサイズで尺貫法の影響を受けた寸法です。
建築資材のパネルやロール紙、農業用コンテナやダンボールの収まりが良い・・・とWikiで得た知識を披露したところで本題です。
これが私が気になった軽トラの荷台です↓
何が良かったかというと、
脚立を乗せたりケーブルをひっかけている柱。
これはカーポートの柱なのです!
T様邸の現場でもカーポートの柱を一部カットしました。
本体はカーポートに使用しますが、短い柱が残ります↓
このような端材を使って、職人さんは軽トラを自らが使い易いようにカスタマイズしていたのです。
現場で出た端材を適当な長さに切ってビスで留め、そこにフックを付けて上の写真のようなオリジナル軽トラになったそうです。
柱と軽トラの接着はビスだけですが、走行中のカタカタ揺れる音が気になったので隙間にコーキングを施して完成したそうです。
この細かな気配りは現場での仕事にも表れていました。
気になる車検も問題なく通るそうで、あっぱれです!
現場で余った端材を使って・・・
どこかで聞いたことがありますね。
以前のブログでお伝えした弊社の棚も端材で作っています。
事務所で使うファイルの大きさに合わせて作られた棚は使いやすく重宝しています。
私も今夜は冷蔵庫の中の余り食材を使って創作料理。これも一種のカスタマイズですかね(笑)
岡田でした。