カーポート設置工事
「自転車を濡れないようにしたい」とT様のご希望はシンプルなものでした。
ならばサイクルポートを設置できれば良いのですが、施工場所に面している掃出し窓の高さ、スリット窓の位置と高さを考慮するとサイクルポートでは屋根が低いため窓の景観を損ねてしまいます。
また施工場所の横にはカーポートがあり、新設するサイクルポートとカーポートのバランスも気になるところです。
お客様との打ち合わせの結果、窓からの景観を邪魔しないよう屋根を高くすることになりました。
屋根が高いカーポートをT様邸に合わせたサイズにカットしてサイクルポートとして使用することに。
今回の工事は柱の位置が重要です。
駐輪スペースを広くとるために掃出し窓ギリギリに柱を建てるのは可能ですが、掃出し窓に取り付けられたシャッターのメンテナンスを考えるとある程度離した方が良いと考え、シャッターボックスから少し離した位置に片方の柱を、動線と見た目を考慮してもう片方の柱は設置することになりました。
柱を設置する位置のコンクリートをカットします↓
(右手でコンクリートをカット、左手で集塵しています)
コンクリートの下をしっかり掘ります↓
スリット窓を避け、掃出し窓より高い位置に柱が設置されました↓
T様邸に合うよう部材をカットします↓
カーポートの骨組みが出来上がりました↓
ポリカーボネード板を設置します↓
カーポートの樋は、既設の樋に合流させて見た目がスマートに。
既存のカーポートとのバランス↓
T様、今後も楽しいサイクル&カーライフをお過ごしください!