石綿(アスベスト)について
事務所の倉庫に積まれている建材。
これはカラーベストと呼ばれる屋根材です。
(弊社のカラーベストを使った工事はこちら)
現在流通しているカラーベストは問題ありませんが、以前使用されていたカラーベストには石綿を含む製品がありました。
昨年の台風により屋根工事を多く承っておりますが、屋根修復作業の一環として破損したカラーベストを取り外すと石綿を含む製品だったという事があります。
カラーベストから石綿が飛散する危険性はありませんが、このような石綿を含む製品の処分は十分慎重に行わなければなりません。
そのため石綿を含む製品を処分する工事では、通常の処分費とは別に費用を頂く場合もあります。
処分費が高額になるのは申し訳ないのですが、大阪府でも石綿の適正処分を指導しており、何卒ご了承願います。
石綿;昭和30年頃から使われ始め、安価で耐火性、耐熱性、防音性に優れた建築材料として様々な建築物等に広く使用されてきました。
しかし、石綿のばく露後数十年を経て発症する中皮腫や肺がん等の健康影響が近年社会問題となっています。
そこで国や地方自治体は石綿を含む製品の製造を順次禁止するともに、石綿を使用した建築物の解体工事等に伴うばく露防止や一般大気環境中への飛散防止対策の強化が図っています。
石綿ちなみにオランダ語で石綿をアスベストといい、石綿とアスベストは同意味です。
岡田でした