ポスティング中の一コマ
気持ちの良い青空、数日前までの強風が嘘のように静かな朝です。
こんな日はかわらばんのポスティングだね、と事務所の玄関ドアを開けた岡田。
すると遠くから猫、それもおそらくは子猫の鳴く声が聞こえました。
事務所から少し歩くと、また子猫の声が。
心なしか近づいているような気がしますが、周囲を見ても子猫の姿はありません。
どこかの屋根や塀の上にいるのでしょうか。
更に歩いて事務所最寄の信号で信号待ち。
そこでも「にゃぁー」とまた鳴き声。
確実に子猫は近づいてきてるようなのですが、肝心の子猫の姿が見当たらない。
私の横にはママチャリに乗った女性が一人、他に信号待ちをしている人も車もいませんでした。
そういえば正月に同級生と会った時も、目や耳が悪くなった、胃腸の調子が悪い、腰が痛いと加齢を嘆く話題ばかり。
私も目が悪くなってきただけでなく、最近は耳が遠くなってきたとは自覚してますが、ついに幻聴かと思うとこの先が怖くなってしまいます・・・
そんな私に追い打ちをかけるように、「にゃぁー」再び。
今度は真横から聞こえました。もちろん猫の姿はなし。
幻聴もこれほど明確に聞こえれば凄いレベルです。
IKKOさんの「まぼろしー」という声も脳内でリフレインしますが、もはや笑えません。
と思っていると、横にいたママチャリの女性が前かごの防犯カバーを触りだしました。
見れば防犯カバーがゴソゴソ動いています。
女性が少し開けた防犯カバーの隙間から、子猫の顔が見えました。
まさか前かごのカバーの中に子猫がいたとは。
幻聴じゃなかった!と、一安心した頃には信号は青に変わっていました。
こんな感じでかわらばんをお配りしています。
岡田でした。