住宅省エネ2023キャンペーン
「こどもみらい住宅支援事業」が終了し、その後継として「住宅省エネ2023キャンペーン」が始まります。
キャンペーンってなんやねん、と思ったので調べてみました。
「住宅省エネ2023キャンペーン」は、「こどもエコすまい支援事業」「先進的窓リノベ事業」「給湯省エネ事業」の3つで構成されています。担当省庁も国土交通省、環境省、経済産業省とそれぞれ違います。
「こどもエコすまい支援事業」にも窓リノベが含まれているので、今回は「こどもエコすまい支援事業」と「先進的窓リノベ事業」の違いを調べてみました。
※資料は1月10日現在のもので、今後修正等が加わる可能性があります
「こどもエコすまい支援事業」の内窓の補助金。大きさ区分「中」(1.6㎡~2.8㎡のサッシ枠)で比較。
「先進的窓リノベ事業」の内窓、同じく「中」。こちらの方が補助額が多い。
またグレードも気になります。
グレードは熱貫流率の違いのようです。熱貫流率は、字のごとく、熱が窓を通過して出ていく大きさを表しています。熱貫流率が低いほど、熱を逃がしにくい素材なので、グレードが上がって補助額も増えるようですね。
では、「こどもエコすまい支援事業」の熱貫流率はどのくらいでしょうか?6地域である堺市を基準に調べてみました。当然ですが、貫流率は「先進的窓リノベ事業」で求められる数値より上がります。
ここまで調べるのに結構時間がかかりました。
手元にあるリクシルの内窓カタログを見てみてみると、Low-E複層ガラス グリーンの熱貫流率は1.6。
まだ対象建材が確定されてませんし、色々修正が加わりそうな気がしますが、なんとなく分かってきた気がします。
岡田でした。