手すりがグラグラする(堺市中区S様邸)
かわらばんをご覧になったS様よりお電話を頂きました。
「前に他の工務店に付けてもらった手すりなんだけど、孫が触っただけで片方の金具が外れて怖いのよ」との事。
手すり部材の問題なのか、施工の問題なのか、そもそも壁の中に問題があるのか・・・現場調査でしっかり調べます。
玄関に取り付けられたI型の手摺。
片手で握ってもグラグラ。
上の金具が壁から浮いてます。
浮いた金具が動くので、周囲の壁紙が破れています。
打合せの上、着工です。手摺を取り外しました。
上下の金具はそれぞれ4本のビスで固定されていたようですね。左側はビス穴ですが、右側はビス穴に何か差し込まれています。
壁に差し込まれていたのはアンカーです。石こうボードにビスを打ちたい時に使われます。
ビスは下地に打った方がしっかり固定されますが、ビスを打ちたい所に下地がない場合に使われるのが、この石膏ボード用アンカーです。
今回の不具合の原因は半分のビスが下地に固定されていない事が原因だったようです。
手すりには問題がないので、しっかり下地がある場所に既存の手すりを取り付けました。
下地にビスを打つため、上の取り付け金具の位置を少し変えています。しっかり固定されたので、もうグラグラしません。もとの穴も目立たないよう処置しました。
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岡田でした。