修繕工事④石張りアプローチの段差解消編(堺市西区S様邸)
2024.06.18
足場を設置してから、お家の色々な修繕工事を行っていたS様邸。
観音開きの大きい門扉と片開の小さい門扉が敷地と道路を繋ぎます。
門扉から玄関へは、乱形石で作られたアプローチが設けられています。
石張りのアプローチは、緩やかな傾斜と数か所の段差で作られており、段差は約5cm。
わずか5cm程度の段差ですが、高齢のお母さまが歩行器を押しながら通るのには厄介な段差です。
歩行器を持ち上げるお母さまの姿を見た息子様から、修繕工事中に、この段差を無くす工事のご相談をお受けしました。
急遽工事の段取りを行います。こちらは着工当日の様子。白い跡は石張りの石をカットした時に出た粉です。
段差にモルタルをスロープ状に形作りました。グレーチングとの隙間、石張りの石が欠けている部分にもモルタルを敷きました。
段差を無くし、躓いたり、歩行器が引っ掛かりにくいようにしました。
段差がある周囲の石を切断して、撤去。
ワイヤーメッシュ筋を張って
コンクリートを打設。
モルタルできれいに仕上げました。
玄関タイルと石張りアプローチの間の段差も、モルタルでスロープ状に。
工事完了後、S様からお母さまが通行する様子の動画が送られてきました。
観音開きの門扉から。
片開の門扉から。
お役に立てて何よりです。
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岡田でした。
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